セレックシステム
業界最先端のマシン導入、被せ物もその日のうちに装着可

総合歯科治療をワンストップでご提供する北歯科医院では、歯科業界で注目されている画期的な最新マシン、「セレックオムニカム」、「セラミックミリング」という2台を導入したことにより、クラウンやインレーなど歯の被せ物も当院内で作成・装着できるようになりました。
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セレック3Dシステムでセラミッククラウン歯の製作
形成した歯を粘土状の印象材で型取りし、石膏を注入して作成した模型に基づき、セラミックの修復物を作成するという従来の方法では、歯科技工所に作業をお願いするため、 装着まで数週間かかるというのが通例でした。また印象材、石膏、メタルの鋳造など、すべての作業工程で形の歪みがあり、最終的に出来る歯のフィットを完璧に仕上げるのが非常に困難でした。修正する場合は、その度に技工所に送り返すことになり、なおさら時間を取られることになります。
このセレックシステムでは、すべての作業が医院内の高精度コンピュータで行われ、データがドクターの手元にあることで色や形の修正もその場で対応でき、患者さんのアポイントの数や治療時間も大幅に節約できます。お仕事のお休みが取れない、少しでも治療回数を減らしたいという方には、大変お勧めです。
セラミックの制作過程としては、セレックオムニカムという3D光学スキャナーで歯列を撮影します。口の中を軽くくぐらせるだけでスキャンが完了し、瞬時に3Dデータに変換され、コンピュータスクリーンに映し出されます。そのデータをもとに、最適な形や厚みに精密に調整しながら、セラミックの歯の外形をデザインしていきます。
次に、セラミックミリングで、セラミックの歯の削り出しを行います。セレックオムニカムで撮影され、コンピューター内でデザインされた3Dスキャンのデータはこのマシンに送られ、約十数分でセラミックの精密な歯が削り出されます。 このように二台の最新マシンを駆使することで、今までの歯型を取り、歯科技工士が作成し、再び来院してようやく装着にたどりつくという、でき上がりまで数週間かかる治療を、早ければ当日、または数日で完了できるようになりました。

セレックオムニカム
最新の3Dスキャナー、セレックオムニカムはカメラの部分は非常に小さく、口が小さい人でも、患者さんが違和感を感じる間もないほどあっと言う間にスキャンが完了します。
そうしてスキャンされた歯の画像をもとに、ドクターがセラミックの被せ物をデザインします。患者さんの要望も反映させながら画面に映し出された3Dデータを調整し、そのデータをミリングマシンへと送ります。

削り出し前のセラミック。本物の歯のように強度があり、変色がないなど審美性にも優れている素材です。

セラミックをマシンに設置。まだ四角い状態です。

セラミックミリング
セラミックを削り出すマシン。待つこと十数分で四角いセラミックが歯の形になります。

削り出されたセラミックに色とグレイズを塗って、強度を高めます。
